ABA Gamesのビルド方法メモ

たぶん、どこかしら間違いがあると思いますので、そのような場所がありましたら
お気軽にコメント欄にでも突っ込みを入れてください。
※ABA氏は修正BSDライセンスでゲームを公開されていますので注意が必要です。

インストールが必要なもの

DのコンパイラとANTの導入が必要です。

D言語コンパイラの導入

Dファイルから実行ファイルを生成してくれるのがこいつです。
インストールについてはここのinstallの項を参考にしました。


D Memo
http://www.kmonos.net/alang/etc/d.php


dmcについてはリンク先から落としてOKです。
dmdですが、ダウンロードは本当は最新の物の方がよいんでしょうけど
D言語の仕様がまだ1.0になっておらず今なお変更があるとの事なので
ビルドできなかった時に何が原因かわからなくなりそうだったので
ここ(http://www.kmonos.net/alang/d/changelog.html)から
Gunroarのreadme.txtに書かれていたD0.149を落としました。
Torus Trooper以降のゲームにはビルドを行ったコンパイラのバージョンが書かれているので
改造するためだけなら同じバージョンの物を落としてきても良いと思います。

ANT(ビルドツール)の導入

ビルドする際にコマンドプロンプトからオプションで
全Dファイル名やらなにやら入力する必要がありますが、
そんな面倒なことやってられないのでビルドツールと言う物をつかうのが
一般的らしいです。
ANTはビルドツールの一種らしいですが、詳細は知りません…。
(設定はゲームに同梱されている"build.xml"に書かれているので
 改変するだけなら何をする物なのか理解する必要はなさそうです)
ここを参考に導入しました。


ideoの日記 ビルドツールAntを入れる
http://d.hatena.ne.jp/ideo/20060303#1141413145

パスを通す

Dコンパイラ、ANT共にパスを通す必要がありますが、
パスを通すって言われてもさっぱりって人(自分も)は
下記のリンクがわかりやすかったです。


Windows XP のパスの確認・通し方
http://pocketstudio.jp/win/xp/path.html


(4/20追記)
環境によって、再起動しないと設定が反映されない事があるようです。

ビルド

ビルドを行うフォルダのパスに日本語(2バイト文字)が含まれないように注意が必要です。(1回はまった)
自分は面倒なのでCドライブのルートの近くにビルド用のフォルダを作りました。


フォルダ構成はダウンロードした状態のまま、
コマンドプロンプトにて"build.xml"があるフォルダでantと入力するとビルドが始まります。
「BUILD SUCCESSFUL」の文字が出てexeファイルができれば成功です。
(同名ファイルがあれば上書きされるので注意)

D言語関係リンク

D言語勉強中にお世話になったサイトです。


D言語リファレンスマニュアル(和訳)
D言語のリファレンスが和訳されています。
http://www.kmonos.net/alang/d/


D言語研究
D言語wikiです。
特にリンク集はリンク数も多く更新も早いので役に立つと思います。
http://f17.aaa.livedoor.jp/~labamba/


D言語研究室
yaneurao氏のページです。
D言語でゲームを作る際に役に立ちそうな事がまとめられてます。
特にGCの挙動についての説明は、理解してた方がよさそうです。
(と、いいつつ自分はなんとなくしか理解してない…)
http://www.sun-inet.or.jp/~yaneurao/dlang/


D言語入門
赤坂 玲音氏のページです。
D言語を一から学ぶ人はここがよさそうです。
http://wisdom.sakura.ne.jp/programming/d/index.html